D-FAXの歩み

D-FAXと言えば、無料でファックスが受信できるサービス(送信側が費用を負担するシステム)です。メールで受信する仕組みなので、FAX機も電話回線も必要なく、個人事業主を中心に口コミで人気が広がりました。
2000年と古くからあり、当時は類似サービスもほとんどありませんでした。2007年2月までは一切費用がかからない無料サービスだったこともあり、多くの人が利用していました。

 

完全無料とは言えなくなった

2007年3月からは、新規登録手数料がかかるようになり、2014年現在、「未利用解約防止機能」「ファイル閲覧機能」「PDF変換機能」などの有料オプションサービスに申し込まなくては、便利に使えるとは言えません。
というのも、新しいインターネットFaxサービスが増えたためです。

 

このページでは、D-FAXのデメリットを紹介することで、どんな用途なら問題なく使えるのかをお伝えします。

 

デメリット・欠点を知って使おう

初期費用を払ってから、「こんなはずじゃなかった!」とならないように、どんな弱点があるのか見ていきましょう。

 

番号が「020」からになる

ビジネス用途なら、できれば03や06などの市外局番がいいですよね。ひかり電話などで050も最近では見慣れましたが、020はちょっと珍しいかも知れません。
最近は、全国の都道府県の市外局番から番号を選べる他社のサービス(eFAX)も登場しています。

 

送信はできない

受信専用のサービスなので、送信はNG。他のインターネットFAXに送信機能もあるのと比べると、時代遅れに感じるかも知れませんが、用途が違うと割り切りましょう。

 

3ヶ月受信がないと勝手に解約に

月額料金などがかからないかわりに、3ヶ月使用されない場合は解約になってしまいます。この解約を防止するには、年間1000円+税が必要になります。定期的に受信する人は問題ないでしょう。

 

TIFF画像ってなんだ?

FAX内容が画像として送られてきますが、TIFFというファイル形式で添付されてきます。パソコンでTIFFの開けるアプリケーションを起動させなくてはなりません。多くの携帯やスマホで開けるPDF形式で受け取るためには、年間1000円+税のオプション料金が必要です。
パソコンで使う場合には問題ないでしょう。

 

送信する相手に説明が必要

D-FAXは、送信する側に通常よりも高い通信料を強いる(呼び出し一回につき40円+税が余分にかかる)仕組みです。相手に説明する必要もあるでしょうし、たくさん送ってもらう場合には費用を負担するか考えた方がいいかもしれません。
家族など、費用を気にする必要の無い相手ならいいでしょう。

 

 

つまりは、ビジネス用よりもプライベートにおすすめ

デメリットを考えると、今となってはビジネス用途としてはちょっと厳しいかも知れません。家族からたまにFAXを受け取る場合などに適したサービスと言えそうです。
(以前はひかり電話などから送信することができませんでしたが、現在はNTT東西のひかり電話、KDDIの0ABJ-IP電話、J:COMのJ:COM PHONEプラスでも問題なく送れるようになっています。)

 

ビジネスでも使いたいという人は、他社のサービスも検討しましょう。

 

※たまに送信したい人は、送信だけの無料サービスもいくつかあるので見てみてください。→無料FAX